加圧トレーニングによって期待できる5つの効果を紹介します。
1体力の向上
加圧トレーニングの効果としてまず挙げられるのが、体力の向上です。身体に圧力をかけてトレーニングを行なうことで、1回分のトレーニングが、通常の筋トレ3～4回分に相当するといわれます。少ない負荷のトレーニングを、週1回程度行なえばいいので、体力に自信のない人でも継続が容易。基礎体力の向上が期待できます。また、加圧トレーニングによって筋肉が刺激され、筋細胞が活性化されると、筋肉の中にあるNK細胞の働きが活発になります。NK細胞の働きがよくなると、ウイルスや外的のストレスから身を守るための防衛体力もアップします！
2ダイエット
加圧トレーニングには、ダイエット効果も期待できます。加圧トレーニングによって多量に分泌される成長ホルモンには、脂肪を分解してエネルギーに変換したり、筋肉を作る働きがあります。また、少ない負荷のトレーニングでありながら、通常の筋トレの数倍の効果があるので、短期間での筋力アップが可能。筋肉がつくことで、身体が引き締まり、基礎代謝も上がります。さらに、加圧トレーニングには、血行を促進する作用があるので、新陳代謝も良くなります。筋力アップ＆新陳代謝アップによって、脂肪が燃焼しやすい身体になるので、痩せやすく、太りにくい身体を作ることにつながります。
3アンチエイジング
加圧トレーニングによって分泌される成長ホルモンは、安静時の100～300倍にもなるといわれています。成長ホルモンには、水分を保つコラーゲンなどのたんぱく質や、弾力性を保つヒアルロン酸などの多糖類生成を促進する働きがあります。成長ホルモンが分泌されることで、肌にハリやツヤが出て、美肌効果が期待できるというわけです。また血管の弾力がなくなると、血液の流れが悪くなり、新陳代謝も衰え、身体の臓器機能も落ちていきます。血管が衰えると、動脈硬化などリスクも高まります。しかし、加圧トレーニングによって、加圧と除圧を繰り返すことで、血管に弾力がよみがえってきます。加圧トレーニングの後は、かけていた圧力を緩めることで、多量の血液が一気に流れ出します。その際、血流を妨げる原因となっていた老廃物なども押し流されていきます。肌表面だけでなく、身体の内側からのアンチエイジングも期待できるのです。
4血行促進
加圧トレーニングは加圧を行う際には、心臓から血液を送り出す動脈側は少しだけ制限され、心臓に血液を戻す静脈側は強く制限されます。このことによって、血管には通常よりも多くの血液が溜まるようになり、それに反して心臓の血液量は通常よりも少なくなります。 心臓の血液量が減少すると、脳はその状態を危険だと判断するため、心臓に対して血流を多くするように指示を出します。その結果、毛細血管にまで十分な血液が行き届き、毛細血管自体の数も増え、血流が良くなるのです。血管の細胞を若返らせることができるから加圧トレーニングを行うことによって、血管を若々しく健康に保つ物質の分泌が促進されるという研究データには、一酸化窒素は血管の弾力性を司っており、血管年齢を若く保つためには必要不可欠。 加圧トレーニングでは血流を制限した後に再開させます。このとき、血管内に刺激が起きることで、一酸化窒素が大量に分泌されるようになり、血液を力強く送り出せる血管を保つことができるようになります。
5免疫力の向上
一般的に運動をすると免疫力を向上させることができると言われていますが、その中でも加圧トレーニングは免疫力の向上に最適な運動です。運動で免疫力向上をはかるために必要なこと運動で免疫力を向上させるためには、次のような条件が揃っていることが理想的です。
＊激しい運動ではないこと
＊有酸素運動であること
＊筋肉トレーニングの要素があること
免疫力向上のためには、激しい運動は身体が疲れすぎてしまうので逆効果だと言われています。その点、身体の疲労はそれほど大きくなく、加圧によって筋肉に負荷をかけられる加圧トレーニングは打ってつけです。有酸素運動ではありませんが、加圧トレーニングの前後にウォーキングやスイミングなどの有酸素運動を取り入れると、更に効率的に免疫力を向上させられるでしょう。
加圧トレーニングで免疫力が向上する理由は？
加圧トレーニングは血行を促進させる効果が高いため、運動の中でも特に免疫力向上に効果的です。さらに血流が改善されることによって体温も上昇し、運動をすることによってリンパ球の活性化も図ることができます。 これらの効果によって 免疫細胞を活性化させることができ、健康的で強い身体を作り上げることができるのです。
