加圧トレーニングの注意点をチェック!
短期間でいろいろな効果が期待できる加圧トレーニングですが、加圧ベルトという専門の器具を使って行いますので、素人判断で間違った使い方をすれば、効果どころかカラダにとって危険な場合もあります。
以下に示すような点に注意しながら、正しく効率的にトレーニングを行って下さい。
加圧トレーニングでは以下の3つの要素が重要になります。
1.ベルトを締めるときの装着圧
2.ベルトにかける適正圧
3.運動の際の負荷
強くベルトを締めたり、重い負荷でトレーニングを行えば、それだけ効果が上がるだろうという考え方は危険です。
3つの要素を頭に入れ、次の点を必ず守ってトレーニングを行うことが大切です。
*専用の加圧ベルト以外のものを使用しないこと
*加圧時間を変えないこと
*圧力や時間・位置などを必ず守ること!
専用のベルトはそれなりの値段ですので、家庭にあるゴムなどを使ってトレーニングをする人もいますが、これはとても危険な行為です。専用ベルト以外のものを使うと、虚血状態になりやすいので要注意です。
また、ベルトは必ずTシャツやスパッツなどの上から装着するようにしましょう。素肌の上に直接つけると、肌にダメージを与える可能性があります。
圧力は年齢や性別・体形などにより違ってきますので、必ず専門のトレーナーに設定してもらい、勝手に圧力を変えないようにして下さい。
ベルトの位置は、二の腕と脚の付け根になります。加圧時間は、初心者の場合は腕が5分、脚が15分を目安に、それ以上多くならないようにしましょう。
こんな症状がある人は要注意!
尚、次のような症状がある場合は、必ずお医者様に事前に相談した上でトレーニングを行って下さい。
心臓に障害がある/妊娠中/生理中/悪性腫瘍がある/皮膚疾患がある
高血圧症/急性疾患、化膿性疾患、むくみや痛みを感じる/骨折、脱臼、肉離れ/骨粗鬆症/安静を必要とする/熱がある/その他身体に異常を感じる等々。
健康や美容・ダイエットのためのトレーニングが、かえってカラダに害となっては大変ですので、くれぐれも注意事項を守って行いましょう。